最近の何でもランキング
トップ10(2000年秋版)
1位 | 試験に合格!! | BANZAIの作詞をしたのは、私です。 でも、作詞家に、自分の名前が載せられなかった。 なぜかというと、イタリアでは、著作権を得る人には、国家試験のようなものがある。 この試験にパスしないと、登録されず、プロとして認められないのである。 そんなものがあると、想像もしなかった私は、BANZAIのレコーディング前に、願書を出した。 でもここはイタリア、通知が着たのは、それから7ヶ月もあとのことだった。 日本はもちろんのこと、アメリカ、イギリスだって、こんな試験はない。 その試験は、チョォー難しい。当然試験はイタリア語。 日本語で詞を作っても、イタリア語の作詞が出来なければ、ダメなのです。 与えられた時間は、4時間。 実は、その途中に、倒れて大けがをしたのです。 心配と不安と、寝不足、疲労が原因でしょう。 実は、2回目に受けた試験に、合格したのです。 奇跡だぁー。神様は、きっと私を気の毒だと思ったのでしょう。 やっぱり、 前進するのが大事よ。人生良いこともあるわ。 BANZAIの歌詞は、今の私にピッタリです。 |
2位 | パリでのイベント | 9月に、パリでBANZAIを歌った。 フランス人はもちろんのこと、日本人、ドイツ人、イタリア人、英国人、オランダ人、スペイン人等々、多くのヨーロッパに住む人が、そのイベントに集まった。 イベントの最後に、BANZAIを歌ったんだけど、2回目にアンコールで歌った時、みんながそれぞれの国の言葉で、1,2,3,4,5,6,と、踊りながら歌ってくれた。 ドイツ人は、アイン、ツヴァイ、ドライとか、イタリア人はウン、ドゥエ、トゥレとか、英国人はワン、ツー、スリーとかね。 嬉しいじゃないですかぁ。 あんなに幸せな気持ちで歌えたことあったかしら? 一生の思い出です。 |
3位 | マイカー | やっぱり、自分の車を持つって、嬉しいですよね。 実は、初めて車を買ったのです。 日本にいるときは、家の車に乗っていたし、東京は、車で動くより電車の方が早いでしょ? 結構、友達に、ミサは、無鉄砲とか、むちゃくちゃとか言われます。 最初は、やっぱり・・・初めての一人暮らしが、ミラノだったこと。 次が、初めてのマイカーを外国で。それも8年近くのペーパーで、新車購入。 車を買うために必要なものとか、かなり調べました。 大変だったけど、苦労した分、納車の日は、嬉しさも増しましたよ。 未だに、車運転するとき、ニタニタしてますもん。 |
4位 | オリコン初登場3位 | BANZAIが一曲目に入っている、東芝EMI から発売された、「DANCEMANIA
EURO☆MIX HAPPY PARADISE」が初登場3位になったこと。 オムニバスだから、もちろん購入者が、BANZAIが入っているという理由で、買ったとは思ってません。 そこまで、図々しくないよ。 でも、買ってくれた人は、BANZAIを聴いてくれたっていうことでしょ? だから、とっても嬉しいわけです。 まあ、中には、1曲目をとばして、2曲目から聴いた人もいるかもしれないけど・・・ |
5位 | 名古屋の女性 | ミラノの繁華街を歩いていた。 当然、日本女性に声をかけられた。 ”すいません、ちょっとお聞きしたいんですけど・・・” よく、こうやって、道を聞かれることがある。 ”失礼ですが、ミサさんですか?” と言われ、えぇー、この人どこであった人だったかしらと、一瞬考えた。 そしたら、”サインください”と言われたので、ビックリした。 よく、聞いてみると、その人は、名古屋から来た観光客だった。 名古屋の人だぁーと思って感動した。 一緒に写真を撮って、別れた。 彼女は、嬉しい嬉しいを連発してくれたが、私も負けずに連発した。 |
6位 | シルバーメタリックのALFA ROMEO | 一方通行を走っていた。駐車をしようと、ギアをバックに入れたときのこと。 前から、ものすごいスピードで、後ろ向きで私に向かってくる、車があった。 驚いたのなんのって、確かにここは一通。 でもバックで向かって来られては、こっちも思わず、ぶつけられないように下がるじゃないですか!! そしたら、どうしたと思います? 私が、停めようとしたところに、彼が停めてしまいました。 唖然とした私は、何も言えず、固まってしまった。 そしたら、彼は、ご親切に有り難うと言う。 あなたの行動に、感心しました。 あえて、ワーストではなく、トップの方に載せていただきました。 |
7位 | 著作権協会の女性 | 2度目に、試験を受けに行ったときのこと。 私は、既に、ミラノの著作権協会で有名になっていた。 まず、東洋人であること、顔に大きなガーゼをしていたら、誰でも分かる。 この間、試験中に倒れて、救急車で運ばれた娘だと・・・。 この女性は、試験の最中に何度も、私の部屋に来ては、”大丈夫?気分悪くない?何かあったら、下の階にいるから、私を呼んで?”と、ずっと心配してくれました。 試験の時は、ガラス部屋に一人ずつ入って受けるので、監視が、いるわけではない。 試験に一人ずつ集中できるようになっている。 私は、彼女のおかげで、非常にリラックスする事が出来た。 名前も分からない女性。 でも、あなたのことは忘れません。 |
8位 | マドンナ | 先日、マドンナがイタリアの国営放送の番組に生出演した。 番組が始まる前のニュースで、「昨夜未明、イギリスにあるマドンナ宅に泥棒が入り、車を盗んで逃走。」 彼女がローマの空港から、ホテルに向かうところを、カメラが押さえていた。 彼女は、もともとイタリア人。イタリアが大好きで、いつも笑顔で答えているが、さすがに今回は、表情が暗い。 実際にそのあとの番組を見た。 彼女は終始笑顔で、すばらしいステージだった。 司会者はその事件に触れなかったが、イタリアのマドンナファンは、更に彼女を好きになっただろう。 もちろん私も。 |
9位 | 中華レストランの 中国人たち |
前はよく行っていたレストラン。 1年ぶりに行ったそのレストランは、すっかり様変わりしていて、大きくなっていた。 私を見るやいなや、手を止め、代わる代わる色々な人が来ては、 ”元気にしてた?日本に帰ったかと思った”とか、色々親切に言葉をかけてくれた。 なんか、そういうのって、嬉しいですよね。 同じ東洋人同士、仲良く頑張ろう!って気持ちになります。 おかげですっかり食が進んじゃいました。 また、ちょくちょく寄らせてもらいます。 |
10位 | ドキュメンタリー番組? | ある日曜日、ミラノに住む私の友人宅に遊びに行った。 彼女は、時々、FM-FUJI のSOUND SPECという番組で、中田選手を始め、ミラノの情報を伝えている。 たまたまその日、FM-FUJIから電話があった。 前置きが長くなったが、結果としては、その番組に飛び入りしてしまったのである。 DJの人が、”私も時々、BANZAIをかけさせていただいています。 最近はドキュメンタリー番組があったり、凄いですね。”と言われた。 ”そうなんですか?”って最初は喜んだけど、電話を切ってから、 私のドキュメンタリー番組って何??? 知っている人いたら教えてください。 気になっちゃって、気になっちゃって・・・ |
1位 | ある イタリア 紳士? |
この間、テレビ局に車で行ったときのこと。 道も間違えずに、スムーズにたどり着く事が出来たまでは良かった。 普段、駐車するのに、まず問題がない(ミラノの郊外にある為、市内で路上駐車するよりまし)この地区で、テレビ局の駐車場は満車。やっと見つけた隙間に停めようと、ハンドルを何回も切り返しながら、頑張っていた。 そしたら、横に、車が一台停まった。いかにもジェントルマンという感じの紳士。 窓を開けろのサインをするので、道を聞かれるのかな?と思った。 そしたら、”すみません、お嬢さん、あなたは、駐車しているのですか?それとも、ここ空きます?”だって!!! すいません、お嬢さんまでは、良しとする。 でも、でも、私は駐車してたんだよぉー。見ていて、分からなかった??? 分からなかったんだろうなぁ・・・ |
2位 | 最近買った恐ろしい傘 | 急な雨が降った。 傘を持っていなかった私は、駅前で売っていた10、000リラ(500円位)の傘を買った。 とりあえず、見た目も悪くなく、雨に濡れないよりは、ましでしょ? 傘を差しながら歩くこと10分。待ち合わせの時間に遅れないためにも、普段乗らない地下鉄に乗った。 地下鉄を降り、また傘を差して歩くこと10分。 急に傘が、オートマティックにつぼんだ。 顔は挟まるは、服はビチョビチョになるわ、周りの人は含み笑いするわ、で最悪。 ワンタッチで開く傘じゃないのに、ワンタッチで閉まる傘??? 友達は、”傘持ってるのに、差さないの?”と聞く。 差せるかぁ!!! 某有名ブランドの傘を買ったときも、同じ事が起きたことがあった。 傘は日本製に限ると、皆さんに、ここでお伝えしたい。 |
3位 | 宝くじに 当たる |
突然電話が、かかってきた。 いきなり、”おめでとうございます。あなたは、宝くじに当たりました。”と言う。 ”えぇー、本当ですか?”と聞いたら、”うそです。一瞬でもあなたを喜ばせたかったので・・・”だって。 なんだそりゃ。 考えてみたら、私はイタリアで、宝くじを一度も買ったことがない。 一瞬でも信じた私が、悲しい!! |
2000年夏版 | ||