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最近の何でもランキング
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トップ10(2001年春版)

1位 作曲家 前にも書きましたが、イタリアでは音楽著作権協会の試験にパスしないと、シンガーソングライターとして、世に出ることは出来ません。
作詞家としては昨年、合格して認めてもらったのですが、今度は作曲家としてもパスしました。
プロデューサー達は、作詞より作曲の方が難しいと言ってましたが、私にとっては、母国語でないイタリア語で受けた作詞の方が、めちゃくちゃ難しい。
作曲の方は、やっぱり万国共通だし、音大で学んだことの応用だからね。
というわけで、今、色々、曲作りに励んでいます。
お。た。の。し。み。に。

2位 アーモンド
ワイン
プロフィールにも書いてありますが、私はこれが大好き。
手に入りにくいものだから、余計に執着するのかもしれない。
ミラノのあらゆる酒屋に行った。外国のお酒もいっぱい置いてあるようなところでさえ、これは手に入らない。
今年、5年ぶりに行ったシチリアで、買ってきた。ついでに、ミラノからオーダー出来るように話をつけてきた。
首都のローマでも買えないんだもん。本当にシチリアだけで買える一品。
デザートワインで甘いんだけど、梅酒が好きな人は、気に入るはず。
シチリアに行ったら、是非お試しあれ!

3位 メキシコからの
ファンレター
とにかく驚いた。
メキシコでも"BANZAI"が売ってることを知らなかったから。
この曲を聴くと元気になるという。
日本語が分かる人ではないけれど、訳詞をこのホームページで知ったらしい。
やっぱり嬉しいですよね。
遠くからのファンレターって。


4位 総立ち状態 久しぶりにこちらのカラオケ屋さんに行った。
日本と違ってカラオケボックスというのはないので、みんなの前で歌うんだけど、当然の事ながら、イタリア語の歌と、英語、スペイン語があるだけ。
女友達4人で行ったんだけど、私はホイットニーヒューストンの"I WILL ALWAYS LOVE YOU"を歌った。
歌い終わったあと、拍手喝采&総立ち状態。
こっちの人ってね、通常、カラオケに行って、知ってる歌だと合唱状態。
知らない歌だと、ここぞとばかりに話を始めるから、はっきり言って人の歌を聴かないの。
だからカラオケはみんなで楽しく、一緒に歌いましょう!・・・みたいなところがある。
それなのに、シーンと静まりかえってしまったから、思いっきり浮いちゃって、盛り下がっちゃったのかと思うよね。
・・・と心配しながら歌ったあとの、この状況はやっぱり嬉しい。

5位 誕生日 いつも自分で企画して、BIRTHDAY PARTYをするんだけど、今年は、日本から帰ってきたばかりで、特にイベントはなかった。
でも、去年とは全く違う1日になった。
メールでメッセージを送ってくれた方。
この場を借りてお礼します。
どうも有り難う。
とっても嬉しかったです。

6位 テレビ復活 顎を6針縫って、歯が2本折れて、4本欠けるというのは、やっぱり人様の前には出られないですよね。
1年ぶりにテレビの仕事は本当に嬉しかった。
通常、民放MEDIASETの仕事が多いのですが、国営放送RAIのドラマ出演は初めてだったので、このお話が来たとき、本当にビックリしました。
同じテレビでのお仕事でも、国営と民放って全然違うんですよね。
私個人としては、歌手デビューを含めて、MEDIASETに昔からお世話になっているので、やっぱり民放好きかな?
ちなみに日本ではNHKにお世話になりました。
実は、私の歌手としてのキャリアはここから始まっているんです。
CXは他のお仕事でお世話になりましたから、国営、民営どっちも好き!

7位
監督の
一言
国営放送RAIのお仕事をしたとき、当日いきなり、台本を渡された。
なぜかというと、内容がころころ変わったからだ。
台詞はもちろんイタリア語で、株式について話すという、とんでもない内容だった。
普段は朝早くから待機させられて、昼食を過ぎても出番がないと、ミサさんお怒り状態になるんだけど、今回は台詞を覚えるまで待ってくれぇーってな感じ。
本当に一生懸命覚えたよ。
3時くらいから撮りが始まって、何度か頭が真っ白くなったけど、なかなか優しい監督さんだった。
(撮影後、スタッフに怒鳴り散らしていたけど)
何が嬉しかったというと、ブラーヴァ ミサ!と言ってくれた上に、彼女のシーンを増やそうと言ってくれたこと。
一瞬、”えっっ、また台詞覚えるの???”と思ったけど、何とか無事に終わりました。
結局、台詞はイタリア語以外に、英語、日本語もあったの。
これはドラマ形式のドキュメンタリー番組"CITTA' INFINITA"で来年1月放送予定です。

8位 携帯電話 日本の携帯電話がどれだけ優れているかは、皆さんご存じの通り。
でも、イタリアの携帯電話も5月10日から、新しいサービスが出来ました。
私の契約している携帯電話の会社は、電源を切っているときとか、電波の届かないところにいると、あとで、どの番号から電話があったか教えてくれる。
携帯電話が通じるようになるとメッセージが届くの。
FREE MESSAGEだから、良いでしょ。
仕事用で使っている携帯は機種が古いから、このサービスは受けられないんだけど、プライベートで使っている方は、今年の誕生日に自分から自分への誕生日プレゼントだから新しい。
日本は無理だけど、殆どの国で使えるしね。
このサービスって、既に日本にもあるのかしら???


9位 円陣を組む バイエルンミュンヘンが、CHAMPIONS LEAGUEの決勝で、PKの前に円陣を組んだ。
以前、ワールドカップフランス大会で日本チームが、試合の前に円陣を組んで、”エイ エイ オー”と叫んでいたよね。
あれを見ながら、イタリアの解説者は、”なんて美しい光景なんでしょう。チームが一つになったって感じですよね”と言っていた。私はそれを聞いたとき、私にとっては、当たり前のような風景が、この人達には、違う感情を与えるんだと思った。
確かに美しい、愛国心を高める風景だった。
こういう風に、この国に来てから、日本というものを見つめ直すことが出来た。
日本にいては考えもしなかったようなことを、考えるようになった。
日本代表の皆さん、来年のワールドカップでも是非、お願いします。
イタリアとは試合が当たらないことを祈りつつ・・・

10位 財前直美 最近、この女優さんが非常に気になるの。
なんか、サバサバした感じで、役柄なのかもしれないけど、いいの。
それでいて、きれいでしょ。可愛いでしょ。
QUIZとかお水の花道など、恋愛ドラマに飽きたとき、彼女が見たくなるの。


ちなみにワースト3

1位 別れ いつも娘のように接してくれていた、大家さんが突然亡くなった。
ここに住むようになって、10年近く経つ。
ミラノで初めての一人暮らしということもあって、いつもそばにいてくれていた人との別れは辛い。
2年前に奥さんが亡くなってから、寂しそうだった。
彼らは、いつも二人で散歩していた。
最愛の人と今、一緒にいるんだな思う。

2位 盗難 やっぱり1位はホイールキャップ4つ盗まれた事かな?
車を盗られたことを考えたら、なんて事はないんだけど。
これはいたずらで起きたことではなく、99%、誰か私と同じ車を持っている人が、ホイールキャップを盗まれたから、私のを盗ったのでしょう。
こういった犯罪はよくあることで、街を走っていて、ホイールキャップなしの車が結構走っている。
車に関する犯罪では、非常に軽い方。
車にわざと穴を空けて、タイヤ交換している間に、金目のものを盗むという、たちの悪い犯罪もあるし、窓を割って、ステレオを持ち去るなんて事もある。
格好悪い車にはなったけど、通常通り走るんだから、不幸中の幸いって事ですね。

3位 寿命
縮まる?

仕事でシチリアに行ったとき、最後の最後まで私の部屋が決まらなかった。
バカンスシーズンということもあって、ホテルはどこも満杯。
やっと取れたと思ったら、そのホテルは仕事場まで、電車で1時間もかかるところ。
夜、仕事を終えて、電車で一人で帰れってこと?
ミラノも嫌だけど、シチリアなんてもっと恐い。
利用客が少なければ、危険度も増すでしょ?
でも、空港でフライト待ちしていたら、エージェントから電話があって、”クライアントがパスポートを盗られて、イギリスよりイタリアに入れなくなったので、そちらの方のお部屋にお入り下さい”と言われた。
あの時の安堵感といったら、なかったんだけど、ちょっと喜んでしまったのは事実。
本当にそのクライアントの方には、残念な事だったのですが、この場を借りて懺悔します。
ごめんなさい。




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